READYFOR note

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「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ことをビジョンに掲げるREADYFORのメディアです。READYFORに関わる人たちの「想い」を届けていきます。

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    READYFORで働くメンバーが、仕事に対する思いを語ったコラムやインタビュー記事、座談会レポートなどをお届けします。

  • FUNDRAISING SERVICE

    「READYFOR ファンドレイジングサービス」は、継続的に資金調達を必要とする団体、取り組みに対して実践経験豊富なファンドレイザーがオーダーメイドで、最適なファンドレイジングのソリューションをご提供するサービスです。今の時代に即したファンドレイジングのセオリーに基づき、独自開発した「戦略設計」と「実行伴走」をご提供します。

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    READYFORのプロジェクト実行者・支援者の声をお届けします。

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二度目の資金調達。「資本主義では解決できない新たなお金の流れをつくる。」私たちが“無謀な挑戦”の先に描く未来

2011年3月29日、6件の実行者たちとともにスタートしたクラウドファンディングサービスREADYFOR。 サービススタートから10周年を迎えた今日、READYFORは、シリーズBラウンド約10億円の資金調達を発表した。 「寄付市場のデジタル化」を推進し、「より多くの想いとお金を、なめらかに信頼性高く流通させるプラットフォームへ」と進化していくためにーー。 CEO米良はるかが、これまでの10年間の歩みを振り返り、READYFORがこれから目指す世界を語る。 挑戦する人

    • 「30年後」という言葉が当たり前に出てくる。コンサル出身者が社会課題解決へ軸足を置き換える場所。

      自分がまるごと商品になる仕事がしたい。 その思いでコンサル業界で10年働いてきた佐藤さんは、働く中でより社会性が高く長期的なゴールを見据えた仕事がしたいと考えるに至ります。 コンサル業界を去ったのち、編集者の仕事やフリーランスの仕事をしつつ、新たに活躍できる場所を求めていました。 そんな時期にキャリアアドバイザーからもらった「社会課題解決に取り組む団体がたくさん生まれるインフラを作る会社はどうか」の一言がきっかけで、READYFORへ。 現在は、戦略プランナーとしてフ

      • 【速報】日本将棋連盟クラウドファンディング終了。総額9億円以上のご支援

        READYFORファンドレイジングサービスが伴奏支援をつづけてきた、日本将棋連盟「新将棋会館建設プロジェクト」クラウドファンディングが2024年6月30日をもって全期終了しました。 2021年から足掛け4年。半年に1度のペースでクラウドファンディングを実施し、総額9億円以上、総支援者数は2万人を超えました。 ひとつの資金使途を掲げ、定期的に複数回のクラウドファンディングを立ち上げて、ここまでの規模の総額を集められたプロジェクトはREADYFORの中でも過去類をみません。

        • ルーヴルで感じた大きなうねりを日本でも…国立美術館がクラウドファンディングで目指すもの

          独立行政法人 国立美術館――東京国立近代美術館、国立新美術館など国立の8つの美術館やアートセンターを運営する組織が、独自に立ち上げ、運営を続けるクラウドファンディングサイトがある。 コロナ禍以後、美術館や博物館のファンドレイジングにまつわる動きは活発化しているが、それに先駆けていち早く開設されたこのサイトは、毎回対象館やテーマを変えてプロジェクトを立ち上げ、資金を集めて、通常の予算だけでは手の回らない事業を実現している。 運営を担うのは、国立美術館のファンドレイジング担当

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        二度目の資金調達。「資本主義では解決できない新たなお金の流れをつくる。」私たちが“無謀な挑戦”の先に描く未来

        • 「30年後」という言葉が当たり前に出てくる。コンサル出身者が社会課題解決へ軸足を置き換える場所。

        • 【速報】日本将棋連盟クラウドファンディング終了。総額9億円以上のご支援

        • ルーヴルで感じた大きなうねりを日本でも…国立美術館がクラウドファンディングで目指すもの

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          国立科学博物館クラウドファンディング|150日間と支援者データを振り返る

          国立科学博物館(以下、かはく)は、2023年8月に目標額1億円のクラウドファンディング(以下、CF)を実施した。結果として目標額の9倍を超える金額を調達することができ、マスメディアやSNSを通じて大きな話題となった。 本記事では、CFの実施にあたりどのような検討を行い、また、予想外の反響にどう対応したか、かはくでCFの責任者として実務に当たった有田寛之センター長(科学系博物館イノベーションセンター)と、その伴走支援を行ったREADYFORそれぞれの視点で振り返る。 ▼CF

          国立科学博物館クラウドファンディング|150日間と支援者データを振り返る

          成功の鍵、手数料、寄付の価値……国立科学博物館が語る、9億円クラウドファンディングの裏側と “その後”

          昨年8月、未曾有の運営危機を訴え、「かはく史上最大の挑戦」と銘打ったクラウドファンディング(以下、「CF」)を立ち上げた国立科学博物館(以下、「かはく」)。3ヶ月の募集期間で、支援総額は916,025,000円、支援者56,584人。金額・人数ともに国内CFの最高記録を更新した。 当社READYFORは、企画競争で選定されたことを契機に、このCFの戦略立案からプロジェクトマネジメント、日々の実務サポートまで、かはくの伴走支援を行ってきた。 あれから半年。まもなく各種返礼品

          成功の鍵、手数料、寄付の価値……国立科学博物館が語る、9億円クラウドファンディングの裏側と “その後”

          READYFOR 13周年データレポート

          2024年3月29日、READYFORは13周年を迎えました。 日本で最初のクラウドファンディングサービスとして立ち上がってから、流通した支援総額は400億円超。この間に度重なる災害やコロナ禍を経て、日本社会を取り巻く「寄付」「支援」の環境も大きく変化しています。 READYFORの13年間にわたるクラウドファンディング事業の成果をまとめました。 概況データREADYFORは、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」というビジョンを掲げ、創業以来、ジャンルや分野

          READYFOR 13周年データレポート

          READYFOR ファンドレイジングサービス|始まりによせて

          2024年春、創業14年目を迎え、READYFORは新たなサービスを立ち上げました。 そんな団体様と一対一で向き合い、クラウドファンディングの実施サポートにとどまらず、ファンドレイジング(資金集め全般)のキャパシティを拡げるべく「戦略設計」から「実行伴走」まで一気通貫で・継続的に提供するサービスです。 サービスの具体詳細はこちらから:https://fr.readyfor.jp/ 「クラウドファンディングの会社」から脱皮し、その先へ。READYFORは、2011年3月、

          READYFOR ファンドレイジングサービス|始まりによせて

          変化しつづける動物園・水族館のリアル。クラウドファンディング活用オンラインシンポジウム【後編】

          1月19日(金)、動物園・水族館のこれからを考えるをテーマに、動物園・水族館にお勤めの方を対象としたオンラインシンポジウムが開催されました。 昨今、物価高や光熱水費の高騰などもあり、なかなか入園料だけでは十分な運営費が賄えない中で、地域社会への貢献や地域社会における動物園・水族館のあり方が問われてきています。 動物園・水族館が、「これから」につなげる一歩を踏み出すために必要なこととは? 変化しつづける動物園・水族館のリアルをご紹介します。 前編のセッション1では、動物園の

          変化しつづける動物園・水族館のリアル。クラウドファンディング活用オンラインシンポジウム【後編】

          変化しつづける動物園・水族館のリアル。クラウドファンディング活用オンラインシンポジウム【前編】

          1月19日(金)、動物園・水族館のこれからを考えるをテーマに、動物園・水族館にお勤めの方を対象としたオンラインシンポジウムが開催されました。 昨今、物価高や光熱水費の高騰などもあり、なかなか入園料だけでは十分な運営費が賄えない中で、地域社会への貢献や地域社会における動物園・水族館のあり方が問われてきています。 動物園・水族館が、「これから」につなげる一歩を踏み出すために必要なこととは? 変化しつづける動物園・水族館のリアルをご紹介します。 前編のセッション1では、盛岡市動

          変化しつづける動物園・水族館のリアル。クラウドファンディング活用オンラインシンポジウム【前編】

          想いと戦略で社会を照らす。広告業界出身者が見つけた、自分を解放できる場所

          誰の、何のために──。 自分の仕事の“社会的な意義”を見失い、違和感を持ちながらも、その気持ちに蓋をして働いている人は少なくないかもしれません。 READYFORで働く久田伸さんもかつてその1人でした。でも今は、自分の仕事の先に今よりも明るい社会があることを確信しています。 久田さんは、新卒から約10年広告代理店で働き、2023年3月にREADYFORに入社。現在は新規事業の担当としてファンドレイジングキュレーター部の立ち上げに従事しています。 「仕事と仲間は大好きだ

          想いと戦略で社会を照らす。広告業界出身者が見つけた、自分を解放できる場所

          工学領域の「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後

          2018年10月より業務提携を開始した、大阪大学とREADYFOR。これまで31のクラウドファンディングプロジェクトを実施してきました。 達成したプロジェクトは、あれからどんな歩みを進めているのか。「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後に迫るシリーズの第二弾。 今回は、大阪大学工学研究科の教授が実行者となって実施した2つのプロジェクトを紹介します。 世界最高性能の気象レーダーを日常の中で活用するウェブサイトの制作費を集めた、電気電子情報通信工学専攻の牛尾和雄教授

          工学領域の「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後

          医歯学領域の「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後

          2018年10月より業務提携を開始した、大阪大学とREADYFOR。これまで31のクラウドファンディングプロジェクトを実施してきました。 達成したプロジェクトは、あれからどんな歩みを進めているのか。「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後に迫ります。 今回ご紹介するのは、大阪大学の医歯学分野における2つのプロジェクト。 1つが、2021年春のコロナ禍、患者さんを安心安全に搬送するためのアイソレーター(*)の導入を目指した、大阪大学医学部附属病院の高度救命救急センタ

          医歯学領域の「大阪大学クラウドファンディング」挑戦のその後

          「このままでは終われない。」熊本サンクチュアリが3度目のクラウドファンディングに挑む理由

          1970年代、医学的実験に“使用”するため、アフリカからチンパンジーたちが日本へ連れて来られました。仲間と引き離され、長い時間をかけて海を渡ってきた彼らを待っていたのは、狭いケージに入れられ、ウイルスに感染させられ、実験に使われる過酷な環境だったのです。 日本では2006年にチンパンジーの医学的な研究利用は停止しましたが、かつて実験に“使われた”ものの治療がなされないまま、C型肝炎に持続的に感染しているチンパンジーたちがいます。 「人間の都合によって必要のなかった闘病生活

          「このままでは終われない。」熊本サンクチュアリが3度目のクラウドファンディングに挑む理由

          LINE NEWSとREADYFORの連携で生まれた、社会課題の解決を前進させるジャーナリズム

          READYFORは2022年、LINE NEWSと連携し、2つのクラウドファンディングプロジェクトに関する記事の制作・配信によって、LINE NEWSのプラットフォームからプロジェクトの支援へとつなげる施策を実施しました。 LINE NEWSは、月間利用者7,700万人、月間154億PVを超える(※2021年8月時点)、国内最大規模のスマートフォン向けニュースプラットフォームです。 「大きな影響力を持つプラットフォームだからこそ、社会的意義のある情報を届けたい」 そんな

          LINE NEWSとREADYFORの連携で生まれた、社会課題の解決を前進させるジャーナリズム

          寄付金の使い道を、とことん透明度高く。サポーターとの信頼関係構築が、継続寄付のカギ

          「単発のクラウドファンディングとの違いを意識し、サポーターの方と継続的に信頼関係を構築するための仕組みづくりまで視野に入れてはじめて、継続寄付がうまく成り立つんじゃないでしょうか」 そう語るのは、引退した競走馬のセカンドキャリアを支援する活動を行う団体・引退競走馬党の代表である渡邊宜昭さん。 競馬場などで活躍する競走馬は、競走で勝てなければ若くして引退を余儀なくされ、引退した馬の多くは殺処分されてしまうという厳しい現実があります。そんな現状に対し、渡邊さんは2021年4月

          寄付金の使い道を、とことん透明度高く。サポーターとの信頼関係構築が、継続寄付のカギ