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READYFOR ファンドレイジングサービス|始まりによせて

2024年春、創業14年目を迎え、READYFORは新たなサービスを立ち上げました。

ーー自団体のファンドレイジングについて考えたい。
ーーでも経験がなく、何から手をつければいいのか分からない。

そんな団体様と一対一で向き合い、クラウドファンディングの実施サポートにとどまらず、ファンドレイジング(資金集め全般)のキャパシティを拡げるべく「戦略設計」から「実行伴走」まで一気通貫で・継続的に提供するサービスです。

サービスの具体詳細はこちらから:https://fr.readyfor.jp/

「クラウドファンディングの会社」から脱皮し、その先へ。

READYFORは、2011年3月、日本で最初のクラウドファンディング(CF)サービスとして誕生しました。以来、業界のパイオニアとして、累計400億円以上の資金調達をお手伝いしています。(※2024年3月時点)

その中で私たちがこだわってきたのは、単にCFの機能を提供するだけでなく、「支援が集まるプラットフォーム」でありつづける、ということです。

CFは「立ち上げること」がゴールではありません。資金調達は、その先で成し遂げたい目的へ向かうための、あくまで通過点です。プロジェクト起案者(実行者)が掲げた目標額を達成してこそ拓ける世界があると信じて、私たちは伴走サポートに力を入れ、成功の法則や理論、定石的なステップを独自に磨いてきました。

創業7年目に掲げたメッセージ(一部抜粋)

おかげさまで、今ではCFは資金調達の定番手段として、自然に想起されるものになってきたように思います。また、多様な分野で「支援を集める」「支援をする」ということが日常的な選択肢のひとつとなり、結果として、日本にも “寄付文化” が少しずつ根付いてきているのも嬉しいことです。

一方で、だからこそ、「CFだけでは足りない」ともどかしく感じる場面も増えました。

CFは短期集中・キャンペーン型の資金調達方法です。ゆえに話題性や爆発力を高めやすく、実施も手軽。でもそれだけでは、この課題に溢れた現代社会に必要なだけの支援金を流していくには充分とはいえません。

そこで現在READYFORは、CFにとどまらず遺贈や法人・富裕層からの寄付など、資本主義の枠組みの中では蔑ろにされやすい分野に「想いの乗ったお金を届ける」ためのサービスを包括的に運営する会社として舵を切っています。

その次なる一歩として開始するのが、団体の資金調達について総合的なコンサルティングを行う「READYFOR ファンドレイジングサービス」です。

ファンドレイジングにはセオリーがある。でも……

立ち上げにあたり、サービスのコンセプトとして「ファンドレイジングにはセオリーがある」というメッセージを掲げました。

ファンドレイジングは、団体の代表のカリスマ性に頼るものでもなければ、人手や実績の整った大組織でないと手掛けられないものでもない。どんな団体・組織でも意志さえあれば取り組み、成果を出せるものです。

そしてその補助線となるのが、私たちが13年間さまざまな団体のCFに寄り添い、その達成にこだわりつづけるなかで見出してきた、地に足ついたセオリーです。

ただ、そのセオリーを個々の団体で “実践する” 過程においては定型はない、ということも実感しています。

今まで、「クラウドファンディングが成功するのはどんな団体ですか?」と問われるたび、「どんな団体でも成功できます。でも、どこに目標を置くべきかということと、そこに至るまでの道のりは、団体の事業内容や規模、フェーズ等によって千差万別です」とお答えしてきました。

ファンドレイジングもそれは同じ。

団体の個性や目指したい未来の本質に寄り添った「戦略設計」、そして描いた戦略を実現し、粘り強く成果を求める「実行伴走」。いずれにおいても一緒に頭を捻り、一緒に走る。

創業時から変わらない熱量で、ファンドレイジングのプロフェッショナル集団として、READYFORはさらに進化します。


READYFOR13年間のあゆみについてはこちら:https://blog.readyfor.jp/n/n23659fda9efb
サービスの具体詳細・お問い合わせはこちら:https://fr.readyfor.jp/

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