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CEO米良はるかより、新年のご挨拶

2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

私事ではありますが、昨年の2月より病気の療養から復帰し、代表業を再開させていただきました。READYFORから離れた療養中の半年間は、自分で創業した会社を客観的にみることができました。そこから私は今、「持続的な社会を実現するために、本当に必要なところにお金を流す仕組みを作る」ことが自社が存在する意義=ミッションであると考えています。

テクノロジーによるイノベーションが進み、人間の仕事における役割が大きく変化しています。また、緊張感の増す国家間のせめぎあいの中で、国の役割は国民個人の幸せを充実させることや、イノベーションを加速することから、より国を守ることへシフトしていくのではないでしょうか。

私たちはクラウドファンディング を通じて、リスクを分散しながら多くの個人を支援することで、これまで国家が担ってきた、福祉や教育、地域創生、医療、研究、創業、スポーツといった分野へのお金の流れを実現していきました。特に昨年は研究分野へのお金の流れを実現すべく、国立6大学と包括提携を実施し、イノベーションの種として研究を加速させるお手伝いをしています。

「産業のインターネット化時代」から、「テクノロジをベースにした産業のアップデート時代」に移行する中で、ベンチャー企業もさらに社会における役割が増すと思います。私たちもお金の流れを変革する役割を担うためには、より多くのステークホルダーの皆様と一緒に新しい仕組みを実現していきたいと思っております。

幸いなことに、社会をよりよくする企業を応援するお金の流れは、世界的にもESG投資(環境/environment・社会/social・企業統治/governanceに配慮している企業を重視・選別して行う投資)や、SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)などにより当たり前のものになりつつあります。そのような背景のもと、新しい金融を担う会社として大きな躍進を目指し、実現する一年になるように精進して参ります。

本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

READYFOR代表取締役
米良はるか