気軽にがん研究を応援できる取り組み、「推し研!」が始まります!
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

気軽にがん研究を応援できる取り組み、「推し研!」が始まります!

READYFOR note

C(cancer)をdeleteしたい。

Cancerの頭文字のCを消す、すなわち、「がんを治せる病気にしたい​」。

そのシンプルで力強い想いから、誰もが参加できて、みんなでがんの治療研究を応援していける仕組みをつくり、2019年9月に団体「deleteC」を設立。それから約2年半──。deleteCが新たな挑戦を始めます。

その名も「推し研」。

誰かが誰かを「推す」ことには大きな力があると思っています。アイドルのファンが自分の「推し」を見つけて応援するように、研究者を「推し」たっていいんじゃないか。

「推し」の研究者を見つけるきっかけをつくることで、研究者のファンになってもらえたらがん研究を知る一歩につながるはず。そして推しを応援する気持ちは研究者の励みとなってがん研究を一歩前に進める力になるはず。わたしたちはそう考えました。

みなさまの応援は、がん治療の希望の種になる研究へ直接届けられ、「がんを治せる病気にする日」に近づける大きな力となります。

画像1

※推し研の詳細は、上記バナーをクリックください。

「推し研!」第1弾の今回は、deleteCが推薦する2人の研究者に支援を届けます。
あなたも「推し」を、見つけてみませんか?

小児がんを治せる病気へ。奥野友介先生

画像3

▼deleteC担当者の推しPOINT!
日本では年間約2,000~2,500人(※1)の子どもががんに罹患しています。小児がんは、適切な治療をすれば70%近くの子どもが治る病気ですが、悲しいことに助からない命もあり、乳幼児が亡くなる要因としても高い疾患です。大人のがんと大きく違うところは、小児がんはどこにがんがあるのかを診断するのが難しいことです。正しい診断をして、適切な治療をするためには、遺伝子検査がとても有効で、奥野先生はその研究を推し進めています。日本では、遺伝子から調べるという医療の仕組みが確立していない中、遺伝子検査を行うこの研究の意義は大変大きいという理由から、選出させていただきました。deleteCでは、さらに力強く、奥野先生を推させていただきます!
担当キュレーター:田中からの推しコメント
小児がんは大人のがんよりも希少かつ種類が多いので、なかなか「診断」自体をするのも難しく、がんの診断ができない場合や薬が合わない場合、治療法が絶たれてしまうこともあるようです。

治療薬の開発など、医療の「研究」は数十年かかるものが多く、「今、病気で闘っている子どもたち」を助けるのは難しいと認識していました。未来の病気になる方を救う研究もとても尊いものですが、しかし奥野先生は「今まさに小児がんと闘っている子どもたちを助けたい」という想いが一貫しており、そのような研究もあるのだと気付かされました。

奥野先生の、子どもたちの治療の選択肢を増やすきっかけになる遺伝子解析の研究、研究内容はもちろん先生の人柄も含めて推させていただきます!

子どもたちを救う一歩を一緒に応援させていただく機会を、ありがとうございます!

既存薬を使い再発させないがん治療を。大槻雄士先生

画像3

▼deleteC担当者の推しPOINT!
大槻先生は、酸化によるダメージ(細胞を老化させる酸化ストレス)が、がん細胞を死滅させるさせるメカニズムに着目し、患者さんの身体に負担がかからない治療法の確立を目指されています。この研究では、新型コロナウイルス感染症の治療薬開発でも注目を集めている「ドラッグリポジショニング」という、すでに治療に使われている薬などを調べ直して、別の病気にも応用できる効能がないかを探す研究に取り組んでいます。別の病気の治療に使われている既存薬を使うため、安全性検証の過程を短縮することができます。この研究が実用化されれば、革新的ながん治療法となりえます。早く実用化されてほしいという期待も込めて、deleteCとして応援することにしました。このたび、臨床実験のスタートに向けて、大槻先生をさらに力強く推させていただきます!
担当キュレーター、宮崎からの推しコメント
これまでもクラウドファンディングによる資金調達を通じて、様々な医療・研究に関わるプロジェクトの支援を担当してきました。

その中で、がんの治療研究については様々なアプローチで日本中の先生方が1日でも早く「がんが治る病気になる日」が来ることを信じて挑戦を続けているものの、まだまだ研究に対しての資金が不足していることを僕の立場からも痛感するようになりました。

研究の専門家ではない僕の立場から、10年・20年後、どの研究が花を咲かせるかは未知の世界です。

しかし、大槻先生はお話しするたび、ご自身の研究が1日でも早く治療へつながることを強く信じていらっしゃるだけでなく、日本の研究への資金の流れをつくることにも精力的に取り組まれていらっしゃいます。

僕は、研究内容はもちろん、そんな大槻先生の研究を全力で推していきます!

コラム:医療研究の現場から 
READYFOR 室長 (医療ジャーナリスト)の市川衛より

誰かの命を守りたい。
困っている人の生活を助けたい。
この世に残る不思議を解き明かし人類の知恵を豊かにしたい…。

私はこれまでおよそ20年、主に医学研究の取材を行ってきました。いまも全世界で、様々な願いを胸に行われている研究。その多くは非常に長い期間を必要とします。特に医学研究の場合は、医薬品の開発に結びつくまで短くても数十年という途方もない時間がかかることがほとんどです。そして、残念ながら失敗に終わってしまうプロジェクトも少なくありません。

これまで私が取材やプロジェクトをご一緒した研究者たちは、みな、常に不安と戦っていました。客観的に見れば世間の注目を浴び前途洋々に見える研究者から、心細さや将来への不安を打ち明けられたことも少なくありません。

そうした現場にいる人たちの心の内を知っているからこそ、私はこの「推し研」というコンセプトに強く共感します。単にお金を届けるだけではない。応援し期待をかけてくれる人の存在が可視化されることや、そうした人たちと交流できる機会があることは、研究者にとって何よりも尊い支えとなります。

何より、頑張る誰かのために、ひとり一人がちょっとした支えをささげようとする空気が世に広がることこそが、私たちの社会がより生きやすくなるひとつのきっかけになるかもしれません。

私も「推し研!」に参加します。
これを読んでくださった皆様も、よかったらぜひ、一緒に推してみませんか。

「推し研!」が始まります。


がん治療の希望の種である研究へ直接支援を届け、「がんを治せる病気にする日」に一歩でも近づくために、推し研!は歩み始めます。

ぜひみなさまも、「推し」の研究に温かいご支援をよろしくお願いいたします。

*1 :小児がんの患者数(がん統計):[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] 1.年齢別子どもの死亡原因




みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
ありがとうございます!
READYFOR note
「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ことをビジョンに掲げるREADYFORのメディアです。READYFORに関わる人たちの「想い」を届けていきます。