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寄付は継続的に「社会に必要な仕組み」。1年の終わりに、未来を想い、寄付をしよう!

今年も残すところあとわずか。2021年、READYFORではたくさんのクラウドファンディングプロジェクトが公開されました。みなさんのご支援を通じて、新しいつながりが生まれ、想いがかたちになり、そして未来への希望が生まれていく。一つ一つのご寄付が実行者さんの挑戦を大きく後押しし続けてくれました。

12月は寄付月間。1年を振り返りながら、現在READYFORで行われているイベントやおすすめのプロジェクトを紹介します。1年の終わりに、ほしい未来を思いながら、寄付について考えてみませんか?

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寄付は一過性の「特別なイベント」ではなく、持続的に「社会に必要な仕組み」

\ 特別コラム 文化部門 リードキュレーター 廣安ゆきみ /

2021年は、コロナ禍の直撃に揺れた2020年よりもさらに、寄付が社会に根付いた1年だったように思います。

2020年のクラウドファンディングは、その多くがとにかく率直な「HELP」を訴えるものでした。

・医療従事者に必要物資やあたたかいご飯を届けたい。
・来場者が激減した中で、施設を応援してほしい。
・休業を余儀なくされた飲食店を救いたい。
などなど。

多くのプロジェクトが、コロナ禍とたたかう方々への応援資金や、目の前の運営費を集めるものでした。

クラウドファンディングに限らず、直接的な寄付や「お取り寄せ」で応援、などいろいろなかたちの支援活動が盛り上がり、困ったときには助け合うのは自然なことだ、寄付は何も恥ずかしい・隠すことではない、という機運が一般化したのは大きな変化だったと思います。

一方で、2021年に入ると、コロナ禍が長引くことが見えてきて、そのような直裁な「HELP」の嵐に、社会が少し疲れてきたような雰囲気もあったかもしれません。

もちろん、多くの施設や店舗、医療機関や社会支援団体の状況が好転したわけではありません。依然寄付そのものの需要は高いなかで、今年増えたのは、「一過性ではない寄付」の呼びかけでした。とりあえず今を乗り切ろう、というスローガンではなく、今後もみなさんの寄付を活動の一つの柱としていきたい、ということを前提に寄付を集める事例です。

文化部門でも、昨年につづいて第二弾のクラウドファンディングを実施する事例や、もとから第二弾以降を前提にプロジェクトを立ち上げられた事例も出てきました。

KYOTOGRAPHIE様(アートイベント運営費)

永青文庫様(文化財修復費)

コロナ禍だからではなく、この活動は続いていくために寄付が必要だから、支援する。そんな需要を背景に、READYFORでは継続支援の仕組みも誕生しました。

寄付が、「特別なイベント」ではなく、社会に必要な仕組みとして一層「馴染んだ」一年。

少しずつコロナ禍からのリカバリーが期待される来年、寄付のかたちのさらなる進化を、READYFORも後押しできればと思います。

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寄付月間の12月。キュレーターおすすめ”寄付型”プロジェクト 

寄付月間に支援をしてみよう! でもどこに支援をしたらいいんだろう? 寄付先を迷っている方に、READYFORのキュレーターおすすめのプロジェクトをご紹介します! ぜひこの機会に、プロジェクトをチェックしてみてください。

\ 医療部門 キュレーター 鈴木康浩 おすすめ /

子どもたちの命をつなぐ小児用人工心臓の開発は、技術面だけでなく企業による開発のハードルも高く、世界的にも遅れています。群馬大学の栗田先生は、子どもたちが安心して過ごせる未来へ向けて、体内に埋め込めるほど「超小型」の人工心臓の開発を進めています。「日本発」の研究を支え、これからの医療の発展を後押しする一員になりませんか。


\ 医療部門 キュレーター 米本拓 おすすめ /

視覚障がいのある人に分け隔てなく「歯の情報」を伝えられるよう、「触ってわかる歯の模型」を作り、全国の視覚特別支援学校や障がい者歯科に届けるプロジェクトです。視覚障がいのある方たちの将来のお口の健康維持と情報格差のない歯科の実現を一緒に応援しませんか。

\ソーシャル部門 キュレーター 高畑未波 おすすめ /

アフガニスタンで20年間人道支援を実施してきた団体です。これまでの取り組みも、政変後のタリバンへ目的や活動内容を説明し、今も活動を継続できるよう調整するなど、現地でやり切れる状況を作ってきています。だからこそ今回の緊急食糧支援も、最も食糧に困っている層へ確実に届けることができます。

\ ソーシャル部門 キュレーター 藤谷真利子 おすすめ /

シャイン・オン・キッズさんは「入院中の子どもたちを笑顔に」をミッションに掲げ、ファシリティドッグをはじめとするさまざまな活動を通して"心のケア"を届けています。小児がんサバイバーは約6割が、慢性的な健康障害を抱えて生活しており、退院後の未来を支える意味でも"心のケア"はより重要になっています。


\ ソーシャル部門 キュレーター 二之方太喜 おすすめ /

認知症予防財団さんは相談者の方に寄り添う姿勢を大切にした電話相談を運営しています。フリーダイヤルで時間制限を設けず人の力を借りる大切さや、自分1人で抱え込まないことを伝え、認知症の当事者やその介護をする方を一番に思った「認知症110番」。この大切な仕組みを続けていくためにご支援を。


\文化部門 キュレーター 小柳聡美 おすすめ /

名古屋市にある徳川家美術館さんは、江戸時代の大名家「尾張徳川家」に伝えられた重宝を収蔵する美術館です。コロナ禍で休館や入館者数の激減が続き、今後の運営が困難になるほど甚大な影響を受けました。文化財保護の裾野を広げ、守り継がれた重宝を未来へつなぐためのクラウドファンディングです。

\文化部門 キュレーター 小柳聡美 おすすめ /

国宝・重要文化財を多く含む約2,000件の美術作品を有する奈良国立博物館さん。その敷地内に、四季折々の美しさが楽しめる庭園と、茶室「八窓庵」があることをご存じですか?皆様からのご支援で、まもなく開館130年をむかえる「奈良博」の、庭園と茶室が生まれ変わります。

\文化部門 キュレーター 小柳聡美 おすすめ /

ふるさと納税の仕組みを活用し、京都の文化芸術関係者に資金を届けるプロジェクト。暮らしや産業と密接に結び付きながら発展を続けてきた京都の芸術文化もまた、コロナ禍で大きなダメージを受けています。ポストコロナ時代、持続可能な形で文化芸術の発展を目指す取り組みに、参加してみませんか?

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\ CEO 米良はるか 登壇/ 
12/1(水)18:00~19:30
寄付月間2021キックオフイベント
→終了しました。

\ ソーシャル部門 リードキュレーター・徳永健人 登壇 /
12/8(水)19:00~21:00
寄付月間ビブリオバトル ~寄付をめぐる知的書評合戦!~

子どもから大人まで参加できる、本の紹介コミュニケーションゲーム「ビブリオバトル」。「人を通して本を知る、本を通して人を知る」を合言葉に、今全国に拡がっています。このビブリオバトルを、寄付月間である12月に開催します。
テーマは「寄付」に関する本。オススメ本の5分間プレゼンを聞いた後、参加者全員が「どの本が一番読みたくなったか」を基準に投票し、「チャンプ本」を決定します。記念すべき1回目の寄付月間ビブリオバトル!チャンプ本決定の瞬間をぜひ目撃してください!
【開催内容】
第1部 ビブリオバトル
・発表者によるオススメ本の紹介
第2部 表彰式&トークセッション
・ビブリオバトルの表彰式
・発表者によるトークセッション
※ビブリオバトルは、誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームです。
【お申込み】
Peatixよりお申し込みください。

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寄付型プロジェクトツイート 応援企画 

寄付型(寄附金控除型)のクラウドファンディング プロジェクトを拡散して 寄付月間を一緒に盛り上げましょう!

READYFORの公式Twitterアカウントをフォローして、#READYFORと寄付月間とハッシュタグを付けて、支援したプロジェクトURLと想いを一緒にツイートしてくださった方の中から50名様にAmazonギフト券500円分をプレゼント予定です。奮ってご参加ください!

*結果は発送をもってお知らせさせていただきます。
*キャンペーン期間は寄付月間中となります。