みんなでつくる、コロナ基金。寄付に託された全国 12,000人の「ありがとう」と「頑張って」
みなさん、こんにちは。「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(以後、コロナ基金)」運営事務局の堤です。
4月3日に新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金が立ち上がりました。
みなさんからいただく応援コメントを読みながら、今資金を必要としているところに、いち早く、透明性高く届けるために、事務局一同、日々邁進しております。
そこで、READYFOR noteでは、本基金を応援してくださる皆さまの声や、取り組み、関連情報をお届けしていきます。ぜひ本基金の進捗と合わせてご覧いただけると嬉しいです。
数字で見る、4月のコロナ基金
1.2万人から2.6億円の寄付。10団体に約4600万円の助成金を給付
本コロナ基金がスタートしてから約1ヶ月の4月30日(木)時点で、12,377名から261,663,000円の支援が集まりました。
みなさんからいただいたこの支援の届け先
助成先の対象は、⑴研究・開発 、⑵ マスク・医療器具、⑶.感染症対応 、⑷ 子ども・福祉 の4項目。
第1期助成団体・中間活動レポートには、新型コロナウイルス感染症を取り巻くあらゆる現場で活動されている団体のみなさんだからこそ届けられる声や状況の描写が集まっています。
みなさんに、今支援が必要としているところ、そしてそこで懸命に活動をされている人々の姿と想いを知っていただけたら幸いです。
みんなで、支援をつなぐ、基金をつくる。
困難な状況下にあっても、「自分でも何かしたい」と思っているみなさんと一緒に基金をつくっていけたら。
そんな想いで募集を開始した本基金。寄付開始とともにさまざまな声が寄せられました。
#STAYHOME 以外にできること、として
新型コロナウイルス感染症が広がっている中で、Stay Home以外にできることを探していました。
自粛以外になかなか自分に出来ることが見つからないので、このようなプロジェクトがあり助かります!少額の寄付ですが、ぜひ、必要なところに届けていただけたら嬉しいです!
まさに今、現場で闘う医療従事者からの声
わたしも一医療従事者ですが、このようなとても素晴らしい取り組みは涙が出るほど嬉しいです。医療従事者になって本当に良かったと思えます。こうやって支えてくれる人達が世界にはたくさんいるんだという実感は、我々に踏ん張る力を与えてくれます。わたしよりも大変な思いをなさっている医療従事者の方はたくさんいると思います。わたしは自分の今の病院で、これからも自分の役割を全うし、一つでも多くの命を救っていきます。
医療従事者です。私どもの地域でも感染拡大を認めており、日々緊張感の強い状況が続いております。しかし、各地には更に厳しい現状に直面している現場があり、少しでも力になれればと思い寄附致しました。そして、感染が収束するまで可能な限り stay home を続けていきましょう。
最前線の現場で闘うみなさまへ感謝の声
今困っている人に、資金が届くこの基金に共感しました!
今の日常が保たれているのは、医療従事者の皆様のおかげです。ありがとうございます。
必要なところに支援を届けて下さりありがとうございます!最前線で力を尽くして下さる皆さん、本当にありがとうございます。間接的ですが、いつも応援しております。
一日も早く、コロナが終息することを心から願っています。
そして、支援の輪はスポーツ界へと...
選手やファンのみなさんから支援リレー
プロ野球選手をはじめ、サッカー、ラグビー、ゴルフなどとするスポーツ選手、ファンのみなさんまからも多大なるご支援をいただきました。
Twitterでは、プロ野球選手会会長の炭谷銀仁朗選手の寄付の呼びかけの動画を皮切りに、多くの選手が支援と動画での呼びかけをしてくださりました。
応援コメント
プロ野球ファンです。
選手の皆さんと一緒に応援しています!
そして、医療従事者の方へ感謝とエールを送らせて頂きます!
プロ野球のファンです。NPBの呼びかけで知りました。
一日も早い収束のため、そして最前線で御尽力いただいている医療関係者に敬意を表して、少しばかりですが。
さまざまな想いで寄付をしてくれる人たち、その言葉の一つひとつによって支援の輪が広がり、基金をかたち作っているのだと実感しています。本当にありがとうございます。
私たちは、新しい「ありがとう」をつないでいく
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している最中、4月3日に新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金は立ち上がりました。
「今支援を必要としている人に、資金を届けることが、私たちREADYFORとしてできないのか」
コロナ基金が立ち上がる約1週間前。日本でも外出自粛が始まり、新型コロナウイルス感染症の感染者が日に日に増えていく中、医療をはじめとする様々な現場で闘う人の声を聞きながら、私たちは自分たちに今できることを考えていました。
国立感染研究所やハーバード大学で感染症疫学に従事する小坂健先生をはじめ、専門家や関係者の方々にヒアリングをさせていただく中で、刻一刻と変わる新型コロナウイルス感染症の多様な現場に資金を届ける基金の立ち上げの必要性を強く感じました。
そこから、新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 有志の会(代表発起人:小坂健氏)の申し入れという形で基金が東京コミュニティー財団様のご協力によって設立され、同時に広く一般からの寄付を集めるために、クラウドファンディングサービスREADYFORでの支援の募集を開始しました。
「寄付してくれて、ありがとう」 がこれまでの寄付の感謝のかたちだったかもしれません。
しかし、コロナ基金は「寄付の機会を、ありがとう」「寄付してくれて、ありがとう」の両方が時を分けずして、混ざり合い、寄付者同士がその寄付に寄せられた想いを共有しながらこの困難を乗り越えようとしているのです。
みんなが、それぞれの想いを託したこの基金は、「今資金を必要としているところに、いち早く、透明性高く届ける」をモットーに、最後まで走り続けます。
支援募集は7月2日まで
基金立ち上げから1ヶ月以上が経つ現在も、毎日多くの方からの支援を継続していただいています。私たち事務局でも、みなさんからの応援コメントを読んだり、コロナ基金の取り組みをSNSで発信いただいている様子を見てパワーをもらっています。本当にありがとうございます。
それでもまだ十分とは言えません。助成金の申請の数は日に連れて増し、今後も十分に助成を行っていくには、総額5.5億円以上のご寄附が必要になると想定しています(※開始1週間にて、約4,500万円の助成を行ったことと残り応募期間に鑑み算出)。
コロナ基金は、7月2日まで引き続きご支援を募集しています。
どうか引き続き、応援をよろしくお願いします。
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