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「その人が選べる道を増やしたい」学生時代からブレない自分のビジョンを実現できる場所

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」

READYFORの採用では、掲げるビジョンへの共感、そして個人と会社の進む方向性の一致を大切にしています。

2019年2月、ひとりの女性がREADYFORのビジョンに惹かれ入社しました。プロダクト開発部門でプロダクトマネージャーとして働く大原香織さん。

入社当初はチームの足場固めをする時期。メンバーの役割や組織を固めながら、これまでのプロダクト開発による負債に向き合う怒涛の日々を「楽しかった」と語る彼女の目は、しっかりとサービスの未来を見つめています。

入社からもうすぐ1年を迎える彼女に、なぜREADYFORに決めたのか。これまでと現在、これからの話を伺いました。

「その人が選べる道を増やしたい」学生時代の想いが働くビジョンに

大原さんの出発点は、高校時代にさかのぼります。幼い頃から学んでいた英語に惹かれ、国際科のある高校に進学。兵庫県の実家から往復3時間かけて通学しながら国際問題を学ぶなか、ふと気づいたのは選択肢の重要性でした。

「親のサポートがあったから遠くの学校に通い、そこで自分がやりたいこと、英語で国際問題を学ぶことができている。もしその選択肢が選べなかったら、学ぶチャンスが狭まっただろうなと感じましたね」

大学で国際関係学を学び、NGOの学生ボランティアや東南アジアでの国際交流プログラムへの参加をきっかけにフィリピンへ1年間留学。現地の大学に通いながら目にした「国際協力の現場」で、選択肢の問題を深く考える出来事に遭遇します。

「現地に住んでいると、スラムで暮らす子どもたちの姿を『貧しくても幸せに暮らしている』と表現する声を耳にします。スタディーツアーなど、短期滞在で断片的にみれば、確かに子どもたちは笑っている。けれど裏側には、『その環境だからできない』現状がたくさんあります」

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「なりたい未来・やりたい夢があっても、個人がコントロールできない理由で実現できない。表面的に幸せそうに暮らしているから“大丈夫”で終わらせていいのかと、疑問を抱きました」

選択肢がない状況が問題なら、その人が選べる道を増やしたい。高校から大学、世界を見る過程で彼女のなかに確固たる想いが芽生えました。

ビジョンがフラットに浸透しているREADYFORだから、迷いなく転職できた

新卒でマーケティングリサーチ会社に勤務したのち、ビジョンに共感し、学生時代にインターンとして関わっていたオンライン英会話を提供するレアジョブに入社。4年間、マーケティングからプロダクト開発、さらにはフィリピンでの子会社立ち上げまで、幅広い業務を経験しました。

そんな中、次第に、自分にとってよりチャレンジングな環境で成長したいという思いが芽生えます。

「以前、たまたまREADYFORの人事の方にお会いしていて、ビジョンがはっきりした会社だと感じ、かつ自分のビジョンと合致していたので、とても印象的でした」

新たなチャレンジに踏み出せる環境を探すべく、転職活動を開始した頃。Wantedly経由で、偶然にも現採用担当の河本からオファーメッセージが届きます。そして面談に進んだ彼女は、迷いなく入社を決意。

「面談を通して、ビジョンがフラットに浸透している会社だと思いました。すごく大きな目標である会社のビジョンを、すぐに達成できるとは思っていない。かつ、成長過程であるベンチャーであって全てが整った状態ではない。それでも、現状を承知の上で同じ方向へと頑張っていこう。そんな熱意が、選考でお会いした全員から伝わってきました」

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ビジョン志向のREADYFORに転職を決めた大原さん。実行者と支援者をつなぎ、実行者の「やりたい」に対して、支援者が応援という想いをのせたお金を回していく。双方をエンパワーメントする事業自体にも、興味を抱いたといいます。

「今後、プロダクトの力がサービスに大きく影響することも、入社の決め手となりました。以前はキュレーターの存在がとても大きく、キュレーターが実行者に向き合いサービスを伸ばしてきた。それを、資金調達のタイミングでプロダクト開発にも力をいれていこうとしている。体制は整っていないけれど、注力してくぞというメッセージが全社的にありました。そこに、自分の経歴が生かせると思いましたね」

届けたい価値とサービスのために、技術を使うプロダクト開発

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入社から1年。現在はプロダクト開発のチームで、プロダクトマネージャーとしてエンジニアと協同する立ち位置にいます。

「プロダクト開発は、“ユーザーにどんな価値を届けたいか”がまずあり、そこから“こういう機能を作るべきだ”と進んでいきます。何をユーザーに提供するべきかをエンジニアと一緒に相談して進めるのが私の役割です」

入社時には5人だったエンジニアも、いまは倍の10人。さらにその倍の20人にする計画もあるとか。チームの雰囲気も、1年でずいぶんと変わったのではないでしょうか。

「怒涛の年でしたね。私自身、混沌とした状態で前進することに面白さを感じるタイプです。なので、チーム全員でやれる状況はすごく楽しいですね。新しいメンバーが入ってきて、それぞれの役割を全うしながら、組織として整ってきた手ごたえがあります」

社内に違う風が吹いている、と大原さんは語ります。

『乳化していこう』がチームの合言葉。エンジニアは専門的な分、他の職種に比べてわかりづらい部分があります。そのエンジニアリングとビジネスを分けず、混ざりあうように一緒に事業を推進していく。「技術ありき」でプロダクト開発が進むのではなく、こんなサービスを届けたいから、技術をどう使うかを考える。サービスの未来を見つめる視点で、全員が行動しています」

社会にとって、絶対にいいサービスを作っている

学生時代からの「やりたいことができるように、その人が選べる道を増やしたい」想いを胸に、READYFORのビジョンに共感して入社を決めた大原さん。改めて、READYFORの魅力を語ってもらいました。

「シンプルに『社会にとって、絶対にいいサービス』と言えるところですね」

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「実行者がやりたいことを形にするために、クラウドファンディングのサービスを利用する。そして、サポートしたい支援者たちがサービスを利用する。その流れがさらに使いやすくなるように、サービスを向上させているから、必要なことだと思える。ビジョンと現場の手を動かすことに、ブレがありません

誰かの人生が変わっていく瞬間をサービスを通じて共有する。それが、彼女のモチベーションになっています。

「仕事のアクションで、誰にどんなチャンスが生まれたのかわかります。“この人に、こんな選択肢が生まれた”と実感できるのは、うれしいですね」

組織として、チームとして、足場固めの準備期間を経て環境を整えてきたプロダクト開発部門。ここからは全力疾走しながら、ユーザーに価値を届けるフェーズに入ります。

「2月からマーケティング部のマネージャーも兼任します。プロダクト開発でユーザーにどんな価値を提供するのか、考えるときにマーケティングの視点は必須です。つながっている役割を両方できるからこそ、一貫性を持って取り組めると思います」

クラウドファンディングのサイトも改善が加わり、さらに使いやすくなるそう。

「私は主に実行者さん向けのプロダクト改善を企画しています。いままでは主にキュレーターの手でクラウドファンディングを達成まで導いてきましたが、その中にはプロダクトの力でもっと効率化できる部分があります。実行者のみなさんがより初めの一歩を踏み出しやすいプロダクトにしていきたいです」

やりたいことを選択できる環境をつくること。やりたいことを選べる人を、ひとりでも増やすこと。大原さんは変わらないビジョンを持ち、誰もがやりたいことを実現できる世の中へと、一歩ずつ近づこうとしています。

大原香織
立命館大学在学中に1年フィリピンへ留学。卒業後、マーケティングリサーチ会社を経て、2015年に株式会社レアジョブに入社。マーケティング、プロダクト改善等を担当し、フィリピンでの子会社立ち上げにも従事。2019年2月にREADYFORに入社。プロダクト開発部門でプロダクトマネージャーとして、組織の足場固めに注力する。2020年2月からは、マーケティング部門マネージャーを兼務。

text by サトウカエデ photo by 戸谷信博

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