新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

子どもと一緒のリモートワーク、どうしてる? 在宅で子育てしながら働くメンバーのリアル

新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の影響で、在宅勤務・リモートワークが推奨される状態が続いています。

同時に、多くの保育園・学校が休園・休校となり、「家で働きながら、子どもと過ごす」という、これまでにない経験をしているご家庭も多いと思います。

本日、緊急事態宣言が全面的に解除される予定ですが、それでも今後の見通しは立ちにくく、仕事も育児も、“これまで通り”に戻るには、まだ少し時間を要するでしょう。

2月26日からいち早く全社リモートワークを導入したREADYFORのメンバーも、イレギュラーの事態に奮闘しています。

そんな中、メンバーの一人が、育休が明けて保育園に子どもを預けることができないまま、リモートワークで仕事復帰することになりました。今年1月に産休に入り、2月に出産したPRグループ広報担当の澤村詩織です。

「もともと4月から復帰する予定で、育休延長も考えたのですが、目途が立たたない状況で休み続けることになるので、復帰した方が精神的な負担も少なくなると感じ、4月末から復帰することにしました。でも正直、子どもと一緒に生活しながら、どうやって働いたらいいかイメージがつきません。みなさん、どうされているんですか!?」

そこで、子どもの年齢や仕事内容など、状況は違えど子育て中の3人のメンバーに、子連れリモートワークのリアルな現状を聞いてみました。

子育て中の在宅リモートワーク、正直どんな感じですか?

――自粛要請、緊急事態宣言からリモートワークがはじまって2か月以上が過ぎましたが、みなさんいかがですか? 自己紹介も兼ねて、子育てとリモートワークの様子を教えてください。

武松: カスタマーサポートのチームマネジメントやオペレーション構築などを担当している武松です。3歳半の息子がいます。緊急事態宣言が出たあとすぐに保育園が休園になりました。今日も息子が走り回ってます(笑)

夫の仕事はリモートワークでできる業務が限られているため、リモートワーク中の育児は、夫がメインで私がサブでしています。

吉川: 人事を担当してしている吉川です。今年の春に娘が4歳になりました。我が家は実は保育園がなんとか稼働しているので、子どもを預けています。認可外の保育園で、保護者は入口までしか入れないなど、普段と違う運用ではあるんですが。9時に預けて、9時半から始業して18時まで夫婦で在宅ワークしています。

残業がある日は、夫と交代で娘の面倒を見ています。それでも会議中に、娘によく乱入されていますね(笑)

画像1

〈左上から時計回りに、吉川、今野、武松、澤村〉

今野: プロダクトデザイナーをやっている今野です。3月頭に全国の学校が休校になってから1か月ほど、小学校3年生の娘とふたりで過ごしながらの在宅リモートワークでした。最近、妻も在宅勤務となり、今は家族3人で過ごしています。

娘とふたりきりの期間、なかなか大変だったので、妻が在宅になってからはプレッシャーが減りました。家事育児を自分以外に頼れる大人の存在がいることは大きいですね。

澤村: PRの澤村です。今年2月に子どもが生まれました。夫が2月3月は育休を取って4月から在宅勤務になったので、これまでは彼が仕事しながらも一緒に子育てをしていました。これから私も仕事復帰して保育園も休園となると、どうすればいいのか切実に悩ましい状況です。

在宅で子どもと一緒に働くのは難しい!それぞれの工夫

――実際に在宅で子どもと一緒に過ごしながら仕事をするのはかなり困難だと思うのですが、みなさん、どうやって乗り切っていますか?

武松: 子どもが小さいと仕事と育児の切り分けはすごく難しいですよね。

私は数年前、息子が4ヶ月の頃に会社に復帰したんですが、保育園に入れなかったので、1年間フルリモートで働いていました。当時は、ほとんど毎日、母に自宅に来てもらい、午後2時ぐらいから夜7時ぐらいまで、家事と息子のお世話をお願いしていました。母は会社と調整し、勤務時間を朝早くからにしてくれて。家族に苦労をかけましたが、“時短×時短の時間差コンビネーション”で乗り切りました。

――ご実家など頼れる人が身近にいる場合は頼るのも大事な選択ですね。身近にいない場合は、国や区の補助を活用して、ベビーシッターにお願いするのもありかもしれないですね。

武松: そう思います。3歳半の今、息子には私が仕事が好きなのは伝わっているようですが、私が視界にいて仕事をしていると、「なんで遊んでくれないの」と、不機嫌になることはよくありますね。

なので、緊急事態宣言の翌日、急遽空き部屋を利用して書斎を作りました。家具を頼んでも時間がかかると思ったので、ホームセンターで木材を買って、机をこしらえました。

――すごい!仕事場をつくって物理的に子どもと離れるわけですね。

吉川: うちも仕事部屋があります。エアコンがないので冬の間は使えなかったのですが、暖かくなってきたので活用していますね。評価会議など夜に打ち合わせが入っているときは、籠っています。

――今野さんはどうですか?

今野: 子どもの年齢的にも、仕事の邪魔をしてくることはないですね。「パパは仕事中だから集中させてね」と何度も言っているうちに、理解してくれました。

とはいえ、完全に放置できる年齢でもないんです。性格もあると思いますが、娘は「次は何する?」と逐次聞いてくるタイプ。僕が仕事をする横で、娘は学校の宿題をしたり、ドリルをしたりしていましたが、やっぱり集中力が切れて「これはどうやるの?」とちょくちょく聞いてきましたね。

画像2

そうはいっても、せっかく一緒に過ごせる時間でもあるので、学校の勉強以外にも色々と試してみました。たとえば、読売新聞の「読売KODOMO新聞」を読んで気になる記事をクリッピングして感想を書いてもらうなど。紙で学べる小学生向けのプログラミングドリルもよかったです。

▼娘さんとの在宅リモートの日々を紹介したnote。小学生のお子さんとの工夫が綴られています。

いつも一緒にいるから、夫婦の情報共有と役割分担を強化する

――夫婦でこの非常事態を乗り越えるために、工夫していることはありますか?

武松: 私は夫に頼る前提で、仕事の内容や、業務にかける情熱を日ごろから伝えるように意識しています。何をやっているかわからないと、相手も不安になるし、”応援しよう”って気持ちも起こりにくいですよね。実家の母に頼ることもあるので、「仕事に情熱を傾けている人間なんだ」って周りに思ってもらえるように行動しています。

今、子どもと接する時間は、明らかに私のほうが夫より短いんです。

――夫婦の子育てのバランスが不均等で喧嘩になることはないですか?

武松: 喧嘩はしょっちゅうしますよ(笑)

現状、夫はたぶん不満を持っているとは思います。でも、この状態で家族みんながすべて満足する生活はとてもハードルが高い。

だから、お互いにやりたいこと、やらなきゃいけないこと、得意なこと、話し合って分担してやるしかないと思います。

――具体的に、話し合う以外に工夫していることはありますか?

武松: パートナーを含めて、タスクコントロールをすることですね。Googleカレンダーを夫と共有しています。新型コロナでの外出自粛以前から、お互いの夜のミーティングや飲み会、土日の予定もわかるようにしています。

吉川: 役割分担は大切ですよね。リモートワークをはじめた当初、夫と分担の線引きが曖昧になってもめました。お互いに家にいるから、相手に無意識に期待していたんですね。「なんでお迎えいかないの?」みたいな細かいすれ違いが発生してしまって。

だから、どうやってリモートワークの期間を過ごすのか、ルールの仕切り直しをしました。相手がやってくれると思い込むと、ダメなんだと実感しました。

武松: 分担するにしても、得意なことや好きなことを意識するといいと思います。

うちは毎日12時ぐらいから夫が子どもを公園に連れて行き、私が12時半に休憩に入ると同時に昼ごはんを作っています。帰宅した夫とバトンタッチして、子どもとランチをとる流れです。

仕事中の育児は主に夫の役割。でも、家事や料理は私のほうが好きなので、やっています。

上司やチームに自分の状況や希望を伝えてみる

画像6

澤村: READYFORは、子どもがいて仕事していることを、みんな応援してくれる雰囲気がありますよね。ただ、出産前までよりも時間が限られている中で、しっかりコミットして成果を出せるように、自分自身が意識を変えていかなければいけないなと思っています。

武松: 私がリモートワークで育休明けに復帰したときは、インサイドセールスの部署だったんですが、”子どもがいるから””リモートだから"という理由で仕事を与えられていたわけではなかったですね。私が不在でも他の人が対応できたり、逆に他の人が担当した業務を引き継げる環境が整っていた印象です。

ちなみに、復職当時の上長は、私が異動後にカスタマーサポートチームを立上げた時の上長でもあるのですが、相手のことを相手以上に考えてくれる人で。新しい役割を全うしたい中、イヤイヤ期の子どもの世話で理想通りに働けない葛藤を、いつも応援してくれていました。上長をはじめチームメンバーの理解がなければ、今の私はないと思います。

吉川: READYFOR はパパママ層も多いですもんね。私は直属の上司が、子どもが同い年の子育て世代なんです。だから安心して働ける部分はあると思います。スケジュールの使い方も参考になります。

我が家の場合、お迎えの日を夫と分担しているので、夜の打ち合わせに参加できる日とできない日があります。なので、メンバーに公開しているGoogleカレンダーで、お迎えに行く日は17時以降をブロックしています。

上司も同様に、子育てを含む予定を入れて公開しています。だから夜が空いている日は会議も飲み会もスケジュールを入れても大丈夫。お互いの予定を公開することで、子育て中だからと言って、仕事をなんでもかんでもセーブしているわけじゃないのが伝わりますよね。

もちろん個人によって考え方は違いますけど、一律で「子どもがいるから」と仕事を会社からセーブされると、挑戦の機会を奪われたように感じることもありますから。

武松: それは、READYFORではまったく感じないですね。

吉川: 私は入社して半年ぐらいですが、仕事が多すぎたり少なすぎたりすることもないと感じています。上司やチームの中で、うまく調整してもらっていますね。

前職では、気を遣われすぎて逆にやりづらいと感じました。どれだけこちらが仕事をしたいと言っても、わかってもらえず悔しかったです。そういう意味では、まず自分のやりたいことや状況を伝えて、上司やチームの中ですり合わせることが大切だと思います。

今野: 僕はSlackのtimes(メンバーそれぞれが気になるトピックを投稿しているチャンネル)に娘のこと、子育てのことも投稿しています。子育て中ではないメンバーも反応してくれて、リモートワーク中の自分の様子も結果的に少しわかってもらえているのかなと思います。

画像3

「非常事態」の在宅勤務だからこそ、「よかった」を見つけて今日も乗り切る


澤村: ちなみに、ご飯ってみなさん自炊しているんですか? 私はUber eatsに頼りまくっています。

今野: うちは娘とふたりのとき、麺類頼りでしたね。うどんやラーメンのローテーションです。あとは妻が朝に作ってくれたものをレンジでチンすることで乗り切っていました。

武松: 我が家は炊飯器が2台あるので、”ご飯用”と”おかず用"で使い分けています。炊飯器って、実は煮物やビーフシチューも作れるんです。

もっと簡単に済ませたいときは、ジップロックにかぼちゃや豚肉をいれて、ご飯の上にのせて一緒に炊いています。白米と豚の煮物ができるので、食べたいと思ったときに、とりあえず温かいご飯とおかずが完成するので重宝しています。

画像4

――ほおー。まだ大変な状況は続くかと思いますが、2ヶ月以上を振り返ってみて、この生活だからよかったと思えた新しい発見はありますか?

今野: 娘が自分の仕事を知ってくれたことですね。娘にとってデザインとは、NHK番組の『デザインあ』からくるイメージしかなかったと思うんですが、一緒に過ごすことでデザイナーとしての父の仕事をわかってくれた感じがします。将来デザイナーになってパパの仕事を手伝ってくれると言っていますから(笑)

画像5

武松: うちはリモートワークになって、保育園の送りがなくなったのが助かっています。パジャマを着ていきたいと泣きわめいて、仕事に遅れるなんて日常茶飯事でしたから。

あとは、夫が子どもと過ごす在宅ワークを経験したのもよかったです。私が普段、子どもの体調不良で保育園に預けず過ごすとき、どんなふうに仕事と家事と育児をしているのか、彼もイメージしやすくなったようです。

――在宅で子育てと仕事を並行することはなかなか難しいですが、みなさん、パートナーや社内メンバーの理解を得ながら、それぞれ工夫をしていることが伝わってきました。

本当に毎日、おつかれさまです。非常事態宣言が解除されて、状況は少しずつ変わっていくかもしれませんが、まだまだ気は抜けませんよね。とはいえ、がんばりすぎず、なんとか乗り切っていきましょう。ありがとうございました!

澤村詩織
PRグループ広報担当。慶應義塾大学経済学部卒。総合化学メーカーで繊維部門営業を担当。モノやサービスを世の中に伝えていくことに興味をもち、未経験からREADYFORのPRチームにジョイン。20年1月からは、READYFORで初の産休育休を取り、子育てに専念。内2ヶ月間は旦那とダブル育休。0歳児の息子を自宅保育しながら、4月に仕事に復帰。
武松優香
オペレーション部。前職は金融系システムの設計・開発を行うSIerでエンジニアや組織開発を経験。15年12月、よりユーザーに近い立場でビジネスの課題を解決するプラットフォームづくりがしたいとREADYFORにジョイン。キュレーターやインサイドセールスを経て、18年6月にカスタマーサポートチーム立ち上げる。CSの面白さに惹かれ、3歳半男児の母をしながら、CSコミュニティ運営や他社CS立上げにも積極的に関わりを持つ。ワークインライフ実現のため、家族を巻き込んだOne Teamな育児を模索中。
吉川彩加
人事担当。早稲田大学商学部卒。空調機メーカーに入社し採用担当を約5年経験したのち、自動車メーカーへ転職、事業所労務・厚生領域を担当。育休中、クラウドファンディングを利用したことがきっかけでREADYFORに興味を持つ。復職後1年以上悩んだ結果、運よく人事のポストにめぐり合い19年10月にジョイン。評価制度のアップデートや組織開発全般を担当。人材紹介業の夫、4歳の娘と3人暮らし。
今野匡太
プロダクトデザイナー。デザイン会社、メディア事業会社、フィンテック事業会社等でデザイナーやマネージャーを経験。お金の流れを変え、世の中のより良くする仕組みづくりをしていきたい想いで20年2月にREADYFORに1人目のデザイナーとして入社。自社プロダクトの改善の他、デザインカルチャーづくりに従事。プライベートでは8歳の娘の父。@kyota
text by サトウカエデ interview & edit by 徳瑠里香

こちらの記事もおすすめです。


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

ありがとう!
60
「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ことをビジョンに掲げるREADYFORのメディアです。READYFORに関わる人たちの「想い」を届けていきます。 http://corp.readyfor.jp/

こちらでもピックアップされています

READYFORで働く人たち
READYFORで働く人たち
  • 22本

READYFORで働くメンバーが、仕事に対する思いを語ったコラムやインタビュー記事、座談会レポートなどをお届けします。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。